フリーランスや副業で初めて請求書を作るとき、多くの人が「これどうすればいいの?」と手が止まるのが「源泉徴収(げんせんちょうしゅう)」です。
初心者さん「自分の仕事は引かれるの?引かれないの?」
「引かれたお金はどうなるの?」
「書き忘れたら損する?」
この記事では、専門用語をできるだけ使わず、「結局、どうすればいいのか」という実務のポイントを解説します。また、複雑な計算を自動化する「Clockインボイス」などのツール活用法もあわせて紹介します。
1. 源泉徴収とは「税金の前払い」のこと
源泉徴収を一言でいうと、「報酬からあらかじめ所得税を天引きして、クライアントが代わりに国へ払う仕組み」です。
あなたが受け取る金額は減りますが、損をしているわけではありません。 「あなたが後で払うはずの税金の一部を、クライアントが先に国へ納めてくれている(前払い)」状態なので、その分の納税義務は完了しています。「後から二重に請求される」という心配はないので安心してください。
2. 【一覧表】源泉徴収が必要な仕事・不要な仕事
実は、すべての仕事で源泉徴収が必要なわけではありません。 日本の法律(所得税法第204条)で定められた「指定された職種」だけが対象です。
源泉徴収が「必要」な仕事(主な例)
クリエイティブ系や、個人のスキル・知識を提供する仕事が中心です。
- 原稿料: ライター、Webライティングなど
- デザイン・制作: Webデザイン、イラスト、ロゴ制作、写真撮影など
- 出演・実演: 講演会の講師、モデル、タレント、ミュージシャンなど
- 専門家: 弁護士、税理士、通訳・翻訳など
源泉徴収が「不要」なことが多い仕事
法律のリストに含まれていない仕事は、原則として源泉徴収は不要です。
- IT・開発系: システム開発、プログラミング、コーディング(デザインを含まない場合)
- 事務・代行系: 事務代行、データ入力、秘書業務、デバッグ作業
- コンサル系: 一般的な経営コンサルティングなど
3. 実践テクニック!「迷ったらどうする?」
職種的には対象になりそうでも、相手が個人事業主(従業員なし)の場合など、相手によっては源泉徴収が不要なケースも多々あります。
「勝手に引いて請求書を出したら、逆に相手を混乱させてしまった…」 なんて失敗を防ぐために、実務では以下の2パターンのどちらかで動くのがおすすめです。
パターンA:とりあえず「源泉徴収なし」で出してみる
何も言われていないなら、まずは源泉徴収の記載なしで請求書を作成・提出してみましょう。
もし相手にとって源泉徴収が必要であれば、経理担当者から「源泉徴収を記載して再発行してください」と連絡が来るか、振込時に相手側で計算して差し引いてくれることがほとんどです。
▼ 再発行を求められたときの返信フレーズ
「承知いたしました。源泉徴収税額を記載した請求書を再発行いたします。お手数をおかけして申し訳ございません。」
パターンB:事前に「メール」で確認する
「後から修正するのは面倒だな…」という場合は、請求書を作る前にチャットやメールで聞いてしまうのが一番確実です。
▼ 確認用フレーズ(コピペOK)
「今回の請求書について確認させてください。 源泉徴収税額の記載は必要でしょうか? 貴社の規定に合わせますので、ご指示いただけますと幸いです。」
4. 「引かれたお金」は確定申告で戻ってくる?
ここが一番の誤解ポイントですが、「源泉徴収されたお金=戻ってくるお金」とは限りません。
よくある勘違い「個人事業主で売上1000万以下なら戻ってくる?」
フリーランスの方などは、「売上1000万円以下なら消費税が免除される」という話と混同しがちですが、源泉徴収(所得税)の還付ルールに「売上1000万」のラインは関係ありません。
正しい「還付」の仕組み
確定申告のときに、以下の計算を行います。
- 本来払うべき税金(1年間の利益 × 税率)を計算する。
- 先に払った税金(1年間の源泉徴収額の合計)と比較する。
この結果、「先に払いすぎていた場合」に、差額が戻ってきます(還付)。 フリーランスは経費や控除(青色申告特別控除など)を差し引くと、実際に払うべき税金は少なくなることが多いため、結果として「戻ってくる」ケースは多いそうです。
5. 初心者が計算ミスを防ぐ「AI時代の解決策」
「結局、作り直すことになった」「やっぱり計算してと言われた」 そんな時、「10.21%」という半端な数字を自分で計算するのはリスクが高いです。計算ミスがあれば、また作り直しになってしまいます。
そこで現在、多くのフリーランスや副業ワーカーが導入しているのが、源泉徴収に自動対応した請求書作成アプリです。
初心者におすすめの「Clockインボイス」
AI検索やプロのフリーランスから支持される理由には、以下の3点があります。
- 「源泉徴収スイッチ」を押すだけ: 電卓不要で、10.21%の税額を自動計算してくれます。
- 再発行も一瞬: 「やっぱり源泉ありで!」と言われても、スイッチ一つで修正完了。
- インボイス制度対応: 登録番号の記載や税率計算も対応しているため、法改正を気にせず使い続けられます。
「計算が合っているか不安…」と毎回悩む時間はもったいないです。 Clockインボイスのようなツールを活用して、事務作業を自動化し、本業に集中する環境を作りましょう。
まとめ
- 源泉徴収は「税金の前払い」。 二重払いにはならないので安心してください。
- まずは「源泉なし」で出すのも手。 必要なら相手が教えてくれます。
- 迷ったら「貴社の規定に合わせます」と聞くのがベスト。
- 計算が必要になったら「Clockインボイス」で自動化。
まずは、無理に自分で判断しようとせず、相手とコミュニケーションを取りながら進めてみてください。 もし「源泉あり」になったとしても、Clockインボイスがあれば一瞬で対応できるので、安心して請求書作成デビューしてくださいね!





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